エレナ
舞台となる屋敷の主。
幼くして両親を亡くし、莫大な遺産を相続することになった。
そのため、彼女の財産を目的に近づく人達も多く、特に若い男性に対して猜疑心が強くなってしまった。
“玲斗”という青年にだけは心を開いていたらしいが、その玲斗も2年前に事故で他界。彼女はそのことを知らず、主人公は、自分の素性を隠し、玲斗と偽って彼女と接することになる。
ちょっと我侭なところはあるが、根は素直で明るい女の子。
みるく
舞台となる屋敷で働くメイドのひとり。
主人公付きのメイドとなる。
素直で思いやりがあり、とても献身的だが、天性のドジッ娘のため失敗も多い。
しかし、いつも挫けず前向きに頑張っている。
また、あたち(あたし)や、ちっぱい(失敗)と“し”を正確に発音できないらしい。
カオル
舞台となる屋敷の女執事。
性格は、明るく、あっけらんかんとした感じだが、主であり不幸な境遇にあるエレナのことを常に考えている心優しき女性。
主人公をからかったり、悪戯したり、おちゃめな面もあるが、仕事に対しては、真面目で実直。
美月
エレナの家庭教師。
美日は双子で、性格以外は、顔をもスタイルもそっくりで、ほとんど見分けがつかない。
家庭教師の合間に、屋敷の書庫に入り浸っては、大好きな読書を楽しんでいるようだ。
喋り方が辛辣なことから、とっつき難いところもあるが、実は人一倍思いやりのある優しい女の子。
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